3月末で放送作家と脚本家を引退した鈴木おさむ氏(51)が15日、お笑いコンビ霜降り明星の粗品の発言が発端となった、芸人とユーチューバーをめぐる論争に加わった。

粗品は12日放送のフジテレビ系「酒のツマミになる話」で「ユーチューバーはおもんないっすよね」「僕は芸人至上主義なんですよ」などと主張。SNS上では「芸人」「ユーチューバー」比較論が話題となっていた。

これに対しヴァンビは「そもそも『面白い』って非常に幅広い表現だと思ってて タイタニックのような感動して涙を流してしまう映画も『面白い』 ハングオーバーのような笑いに特化したコメディ映画も『面白い』 この2つの『面白い』を並べて笑えるという部分だけを引っ張り出してコメディのが面白いと言ってるようなものでそもそも比べるべきものではないと思う」と記述。

そして「YouTuberはいわゆる素人が自ら動画制作や企画などをセルフプロデュースして多くの視聴者をつけてきたことが強みであり、同じ素人だった人物が夢を掴んでシンデレラストーリーを体現してるのも面白さの一つだと思う それを『人を笑わせる』という部分だけを抜き取って横並びにして芸人のがおもろいとか言ってるのがそもそもダサい 喧嘩強いから俺のが偉いみたいな一方的な理論でいじめとやってることはほぼ変わらない YouTuberが芸人さんをバカにしてるのは正直あまり見たことがない しかし芸人さんがYouTuberをバカにしてるのはよく見る 俺はYouTuberとして自分ではない他のYouTuberがバカにされてても正直悔しいし、嫌な気持ちになる」と反論した。その上で「お互い別の『面白い』を持っててそれぞれにリスペクトがある世界になればいいなと思ってます」と締めた。

鈴木氏は、ヴァンビが粗品の発言に対し「一方的な理論でいじめとやってることはほぼ変わらない」などと主張していることを伝える一部メディアの記事を引用。「一票入れます!この意見に!」とヴァンビの意見に賛同した。