“9頭身美女”こと女優の田中道子(34)が、サッカー元日本代表のJ3アスルクラロ沼津FW川又堅碁(34)と結婚することが21日、分かった。

複数の関係者によると、浜松市出身の田中はサッカーファンで、川又が17年に浜松市の隣の磐田市がホームの磐田に移籍後に知り合い真剣交際に発展したという。田中が22年に1級建築士試験に合格するなど、活動の幅を広げる一方、川又は相次ぐ故障で苦闘が続く中、在籍2季目の沼津で再起を歩む。互いに支え合い、生きていく道を選んだ。

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女優業のかたわら、田中が1級建築士の資格を取得した話題を覚えている人も多いだろう。仕事の合間を縫って時に1日12時間机に向かい、せりふ覚えと並行して資格学校の宿題をこなす。そうして難関を突破した田中をひと言で表すなら「努力の人」だ。

とにかく手を抜かない。番組収録では事前に台本を読み込んで、入念に下調べ。TBS系「プレバト!!」の水彩画企画では課題を自宅に持ち帰り、50時間かけて作品を制作したこともある。近しいマネジャーも心配する真面目さの一方、話しぶりはざっくばらん。昨年の取材では、結婚願望を語りながら「こればかりは相手が必要なので、探しながら…」と照れていた。

同時に「自分が親にしてもらったように、いろいろ経験させてあげたい」と子育ての夢も広げた。取材当時33歳だった年齢を踏まえ、プライベートと仕事、建築への情熱のはざまで「本当に揺れ動いてるところ」と悩ましげだったが、お相手との出会いで踏ん切りがついたのだろう。きっと、どの道も諦めない人。伴侶を得た田中の今後をますます楽しみにしている。【遠藤尚子】