「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」の那覇国際通りレッドカーペットが21日、行われた。

同映画祭は今回をもって終了することが発表されており、09年から16度開催してきた歴史に幕を閉じる。レッドカーペットは地元出身のガレッジセールをはじめ、エルフ、紅しょうが、スリムクラブ、ジャングルポケット、チュートリアル、板尾創路ら多くの芸人のほか、出品映画に出演した浅野忠信や剛力彩芽、歌手の宮沢和史、かりゆし58らも登場。特別招待作品「私が俺の人生!?」に出演した剛力は「すごい楽しい!たくさんの方に名前を呼んでいただけてうれしかったです。握手をさせていただいたり、触れられたりするのも幸せだなと感じます」と振り返った。

宮沢は「前に歩いた時よりも国際化しているというか。いろんな方がいらっしゃっているというか。16年で築いたものが花開いたなあという感じがしました。その最後、フィナーレに後輩や皆さんと一緒に歩けたことが光栄です」と語った。

カーペットのトリを務めたのは桂文枝と西川きよし、そして運営を担う吉本興業の元会長で映画祭実行委員長の大崎洋氏。文枝は「今までも歓迎はされましたけど、今年が一番盛り上がったんじゃないですかね。今回で一段落ということですけど、本当に皆さんに歓迎していただいて、うれしい限りです」とコメント。きよしは天候に恵まれたことを喜び「沖縄映画祭が、本当に良いゴールになるようにしていただいたんでしょう。16年間、“小さなことからコツコツと”頑張ってきて良かったです!」と話した。

今年は那覇市内にある「那覇文化芸術劇場なはーと」がメイン会場となり、県内外・国外から31作品を上映。21日の最終日には「なはーと大劇場」で宮沢和志や、かりゆし58ら沖縄ゆかりのアーティストらのパフォーマンスで2009年から行ってきた映画祭を締めくくった。