俳優草なぎ剛(49)が23日、都内で、主演映画「碁盤斬り」(白石和彌監督、5月17日公開)完成披露舞台あいさつに、清原果耶(22)中川大志(25)らと出席した。

同作は古典落語をベースに、第42回日本アカデミー賞優秀監督賞受賞の「孤狼の血」など映画界で高い評価を受けた白石和彌監督が初めて時代劇に挑んだ。ある免罪事件によって、娘と引き裂かれた男が、父として、さらに武士としての誇りを懸けた復讐(ふくしゅう)を描く、感動のリベンジエンターテインメント。

小泉今日子(58)國村隼(68)ら豪華共演陣との撮影に草なぎは「楽しかったです。國村さんもまたご一緒できて、キョンキョンさんもファンなので」と笑顔。「僕は毎日それぞれの方とお会い出来て、皆さん持っているグルーヴがすごいので、自分の持っている力を全て出し切れたので幸せな環境で映画が作れたと思います」と振り返った。

劇中では寡黙な武士・柳田格之進を演じ「僕ちゃんとやってるな~って思いましたよ。僕の代表作になったね」とご満悦。格之進の娘、お絹を演じた清原は「以前から、いつかご一緒したいと思っていたので、娘役で白石組に参加出来る事がぜいたくで幸福でした。格之進さんの背中を追いかけられたらと思いながら、お絹として生きていられました」と喜び、草なぎも「その言葉一生忘れません」と笑顔を見せた。

また、草なぎは同作で初共演の中川を「世界屈指のイケメン」と絶賛。「内側から湧き出てくるエネルギーを持っているところが魅力。ただのイケメンじゃないと思わせてくれる。尊敬できる心がある」と明かした。中川も「芝居にアプローチしていく姿を見られる事が楽しみだった」と明かし、「すごく自然体だったんですが、ギアが上がる過程を見られて、今まで出会ったことのないタイプで衝撃でした」と目を輝かせた。

奥野瑛太(38)音尾琢真(48)市村正親(75)斎藤工(42)小泉今日子(58)國村隼(68)白石監督も出席。

 

※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字体その下に刀