人気パティシエの鎧塚俊彦氏(58)が24日までにインスタグラムを更新。能登を訪問した鎧塚氏は被災動物たちへの思いを吐露した。

鎧塚氏は「能登に行きまして地震が動物達に与えた影響を間近に見聞し改めて法改正の必要を強く感じました」と能登への訪問を報告。小さなケージに入った動物たちの写真を投稿し、被災動物たちの現状を伝えた。

続けて「ペットと共に未だ車内やビニールハウスで暮らしていらっしゃる方や飼主と共に避難する事が出来ずにシェルターや獣医師の元にいるペット達、飼主がわからず保護され県の保護施設にいる動物達。その飼主と小さな命を守ろうと獣医師会や動物愛護団体の皆様の懸命の努力には本当に頭が下がります」と未だに難航する被災動物たちへの支援をつづり、関係者をねぎらった。

続けて「現地の皆様の話しを聞けば聞く程、廃校などの使っていない公共建築を直ぐには使用出来ない等の縦割り行政の弊害に改めて危機感と苛立ちを感じました。また今回は被災動物に対しての視察を軸に行った事に関しては決して人よりも動物達を優先に考えている訳では無くお年寄りや子供達含め、声を上げ難い、あげる事の出来ない弱者の立場をも理解出来ない様では人として、より良い社会の構築は困難なのでないかと考え、自身もより一層の努力の必要性を感じました」と自身の考えを話した。

この投稿にフォロワーからは「みんな人さま同様、今までの日常を奪われた子たちなんですね…」「誰が変えないと変わらないと思うのですが、無力さに憤りを感じます」とさまざまな意見が寄せられている。