市川團十郎(46)が1日、都内で「お茶の文化創造博物館」「お~いお茶ミュージアム」オープニングセレモニーに出席した。

笑福亭鶴瓶(72)有村架純(31)中谷美紀(48)らとともに、新橋駅駅長の「出発進行!」の号令を合図に、テープカットを行った。

オープンを祝して、静岡茶市場で最高値の付いた新茶で乾杯。1キロあたり約111万円超えの味に「お茶のようでお茶らしくない。深みの中にもう一つ扉があるような濃さ。初めて飲むような感覚の味わい」と絶賛。「1キロあたり約111万円。1杯当たりいくらなんですか?」とあまりの高価さに興味津々。鶴瓶に「そればっかり言うとなるな」と突っ込まれ、「こんな高値なお茶飲むことない」と格別の味に夢中になっていた。

1年に1度の旬の味わいを楽しめる新茶には、無病息災に過ごせると言われており「無病息災。師匠にさらに長生きして頂いて」と、鶴瓶に投げかけると、鶴瓶も「ありがとう。そんな言葉を頂けるとは」と恐縮。仲の良さが伝わるかけあいを見せていた。

古くから日本人に愛され続けてきたお茶と、伝統を継承していく歌舞伎を重ね、「相当長くお茶の文化はあって。現代でも世界へ広がっている。日本の伝統文化って素晴らしいものはあるけど、場所によってイノベーションの仕方が違う。伊藤園様の力によって、世界に広がっていくのが誇らしい」と日本文化の誇りを語った。伊藤園の「お~いお茶」はドジャース大谷翔平投手とグローバル契約を結んだことを発表したばかり。健康に良いともあって、世界で緑茶ブームが広がっている。

両施設とも1日からオープン。お茶の歴史、製法や飲み方、「お~いお茶」のこれまでの歩みや取り組みを知ることができる。