米イェール大学助教授で経済学者の成田悠輔氏が26日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演。有名インフルエンサーによるシンガー・ソングライター星野源への臆測投稿について言及した。

MCの爆笑問題の田中裕二から「雑誌記事でもないし、テレビ報道でもない。一個人の投稿がこれだけの影響力を持ってしまう」と話を振られ、「21世紀の魔女狩りみたいな感じですよね」と切り出した。続けて「デマ度合いの差はあれ、標的をつくって印象操作をするっていう意味でいうと、週刊誌やテレビがやってる芸能報道とかも五十歩百歩だなっていう気もするんですね」と言った。

さらに「解決方法はほぼないんじゃないかと思うんですよ。みんな大好きじゃないですか。標的決めて集団リンチして。で、みんなで他人の不幸を喜ぶっていう。人間の本能っていう部分があると思う」と語った。

SNSの発達による社会の変化を案じた。「みんなが好き勝手に言えるようになった社会では、天災みたいなもの、自然災害みたいなものとしてとらえるしかない」。対策については「長い目でみると、サービスを提供している側が特定の個人についての大騒ぎが大爆発しないように制御するか、特定の個人についての断言や根拠のない主張とかは表示されにくくするみたいな形でコントロールしていくという知恵を人間がつくっていくしかない」と述べた。