少年忍者の川崎皇輝(22)が31日、東京・新橋演舞場で、舞台「三婆」取材会に水谷八重子(85)波乃久里子(79)渡辺えり(70)とともに出席した。
同作は、作家の有吉左和子氏が1961年(昭36)に発表した原作をもとに73年、小幡欣治氏の脚本で舞台化。女性たちの老化問題をユーモアたっぷりに、テンポよく描き出している。
圧倒的若手の川崎。舞台は「事務所をのぞいて3回目」という。「お話をうかがった時点で、こんな中に飛び込ませてもらっていんだって。ホントに勉強になるだろうなと思いました」。実際、「お三方の芝居の掛け合いとかテンポ感を稽古場でも見させてもらって、学びがたくさんでした」とほほ笑んだ。
だが、プレッシャーもある。「お芝居の経験が浅いし、そもそも新派ですし、新橋演舞場とか松竹の記念とか、さらにこの作品自体が50年とか、いろんな重みが乗っかった今回の1カ月なので…」と話すと、大先輩たちから「しっかりしてるね」「すごいね」などの声が上がった。
波乃が「『こんなお年の稽古はないでしょう』と聞くと『生まれて初めて』だって」というエピソードを披露。川崎は「こんな珍しい場で…」と続けると、ハッとした表情を浮かべた。大先輩たちからは笑いがもれ、波乃は「なんか動物園みたいでね」と笑った。川崎は、困惑しつつも「いろんな初めての体験をしています」と続けた。
見どころを聞かれた川崎は「二幕の食事のシーン」を挙げた。「25分程やっていて長尺ですが、見ていても飽きない」とし、「僕自身も見させていただいて楽しませてもらったので、ぜひ見てほしいですね」と笑顔をアピールした。
同公演は同所で2月1~9日、同13~24日は京都・南座で上演する。



