歌手松山千春(69)が7日、FM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)に生出演。緊急の記者会見を行い、辞任する意向を正式に表明した石破茂首相(68)の後任人事について言及した。

「問題は次の総裁ですよね。どなたがなられるのか。いろんな名前があちこちで上がってきてますけどね」と切り出した。

「まだ年齢的に若いだろうって思われる人もいるし。あまりにも知名度がないだろ。自民党の中では力があるのかもしれないけど、知名度がないだろう」と語った。

そして「あとはあれだな、帽子をかぶったおじさんが『この人がいいんじゃないか』ってね。言ってくる可能性もあるしな」と私見を披露。「菅(義偉)さんなんか、どう思ってるんだろうな。石破さんもな、副総裁でいたわけだからな。前の日だろ? 菅さんと小泉(進次郎)農水大臣が話し合ってるんだろ? どんな話をしたのかなって。いろいろ考えるけど。ご苦労さまでしたと。次の自民党総裁、ぜひとも人格者が出てくることを祈りたいなと思うけどな」と語った。

生放送は北海道札幌市のSTVラジオで行われた。

石破首相は参院選大敗で退陣圧力を受けても意地で続投してきたが、総裁前倒しの動きが勢いを増し、万策尽きた。石破首相は総裁選前倒しになった場合を想定し、「解散カード」をちらつかせてきたが効果はなく、権力者として毅然(きぜん)とした責任が取れないまま、40日近い「政治空白」を生んだ。

最後は、6日に2時間会談し、二人三脚で来た小泉進次郎農相が促した「自発的辞任」という進言を受け入れた。

自民党は10月上旬にも総裁選を行う。国民が期待した石破政権は、選挙大敗とその後の首相本人の「迷走」という負の要素をもって、約1年で幕を閉じる見通しだ。