歌手の花耶(24)が21日、東京・品川インターシティホールで行われた、昭和、平成、令和の楽曲などを歌い継ぐ音楽プロジェクト「ウタヒメドリーム」2周年記念公演に出演した。

“失恋ソングシンガー”のキャラクター、HiREN役を担っており、個人ステージでは恒例の生バンドをバックに「HAPPY DANCE」や「フォニイ」「ブルー」などを披露。プロジェクトメンバーとのデュエットのほか、10月からTOKYO MXやBSフジなどで順次放送のテレビアニメ「無職の英雄~別にスキルなんか要らなかったんだが~」のオープニング曲の「Reincarnation」も歌唱した。 おそろいの白い衣装に身を包んだ2人のダンサーと息の合ったパフォーマンスをみせ、代名詞である“ホーリーボイス”のイメージからも離れた力強い歌声で熱唱。「花耶としてデビューして初のアニソンオープニング主題歌です。始まりとなる大事な曲なので、受け止めて大切に歌っていきたいなと思います」と話した。

コーナーMCを務めた礒部花凜(31)からは「かっこよすぎだよ~!こんなにかわいくて歌がうまい子が存在していいの!? HiRENとはまた違った花耶ちゃんが爆破してましたね」と声をかけられ、花耶は「HiRENちゃんは失恋ソングシンガーなので、切なさを出すことも意識していて、そういうところで違いはあるかもしれないです」と語った。

全員では「無職の英雄-」のエンディング曲にもなっている「奇跡なんかいらない」も初披露した。花耶は同曲について「自己肯定感が200%の応援ソングです」と紹介し「いろんな悩みや葛藤がそれぞれみなさんあると思うんですけど、その自分のままでいいんだよという思いが歌詞に込められています。聴いていただくお客さんにも自分に当てはめて何かあった時に思ってもらえるような歌になったらいいなと思います」と呼びかけた。

「ウタヒメドリーム」は、23年6月から本格始動した、昭和・平成・令和の楽曲カバーやオリジナル曲などの魅力的な歌との新しい出会いを目指し、個性豊かなキャラクター「ウタヒメ」が歌とパフォーマンスを武器に、たった1人のクイーンを目指す戦いと友情のドラマを描いたメディアミックス音楽プロジェクト。漫画作品などとも連動しており、公式YouTubeチャンネル総視聴回数は590万回以上の視聴を記録するなど、注目コンテンツとなっている。

この日の公演には花耶らのほか、其原有沙(24)、、鈴木杏奈(21)、山﨑玲奈(18)、竹内夢(25)、鷲見友美ジェナ(31)、倉知玲鳳(28)も出演した。昼夜2公演行い、新メンバーオーディションの実施と、その模様を10月開始のプロジェクト初冠番組「ウタヒメドリーム AUDITION~未来のウタヒメはあなた~(仮)」で放送(全9回)することも発表した。【松尾幸之介】

◆花耶(かや) 本名斉藤花耶。2001年(平13)4月26日、山梨県南アルプス市生まれ。5歳でピアノを習い始め、翌年に歌も始める。高校2年だった18年にNHK「のど自慢」山梨県大会優勝をはじめ、複数のコンクールで賞を受賞。22年のデビュー時には一青窈から「人の心にしみ入るホーリーボイス」と評され、グラミー賞なども獲得した米国の伝説的女性シンガー・ソングライター、ジャニス・イアンから楽曲提供も受ける。今後はフルボイス・ヴィジュアルノベルアプリ「戦国小町苦労譚 語絵巻-カタリエマキ-」主題歌の「サザンカ」を担うことや26年放送アニメの主題歌タイアップも決まっている。趣味は映画、ドラマ、アニメ鑑賞、特技は目薬を秒で差すこと、絶対音感。156・5センチ。血液型A。