91年にフジテレビ系で放送された人気ドラマ「101回目のプロポーズ」が中国で映画化されることが決まり14日、北京市内のホテルで会見が行われた。

 浅野温子が演じた薫役は映画「レッド・クリフ」や同局のドラマ「月の恋人」にも出演したリン・チーリン(37)が演じる。武田鉄矢が演じた、99回のお見合いに失敗した達郎役は中国の演技派俳優ファン・ボウ(37)が演じる。

 映画は「101次求婚」のタイトルで、フジテレビと中国の制作会社が共同製作する。日本での公開は現在調整中だという。オリジナル版でプロデューサーを務めた大多亮氏は「リン・チーリンさんとファンさんがどんな演技を見せてくれるのか、2人の掛け合いを含めて楽しみにしています」とビデオメッセージを送った。

 オリジナルドラマを見たというリンは「薫の美しさとかわいさがとても記憶に残っています」とコメント。撮影は今春に行い、来年のバレンタインデー前後での公開を目指しているという。