お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(40)が26日、自身のツイッターを更新し、日本維新の会の中田宏衆院議員による「NHKの番組が低俗になっている」との指摘に反論した。

 「テレビをよく知りもしない議員がNHKで、低俗な番組を流すなだとさ…今のNHKの幅の広いテレビプログラムは他の局が真似できない内容のもので、視聴者の気持ちを汲み取って、新しいNHKに変わろうとしてると僕は感じるけど…簡単に低俗番組と決めつけて流す意味がないだとさ」

 25日の衆院総務委員会で、NHKが同局が制作する一部バラエティー番組の内容について、中田氏が「NHKの番組が、ひとことで言うと低俗になっていないか。何だこりゃという娯楽番組が、いくつも並んでいる」と指摘し、「ケータイ大喜利」「コントの劇場」「七人のコント侍」の3番組をやり玉に挙げた。

 答弁に立ったNHK籾井勝人会長も「大変参考にさせていただき、今後のNHKの娯楽番組のあり方を、いろいろ研究させていただきたい」と応じていた。

 これらを看過できなかったのか、淳はさらにツイートを2回更新し、持論を展開した。

 「NHKという公共放送の中で、バラエティ番組を作るのは本当に難しいと思う。他の局に比べて制約も多い…そんな難しい状況で番組作りをしてる人達に低俗だって言えるのは、テレビを知らない証拠だ!

 テレビを知らない人がテレビの演出にとやかく言い出すと面白い番組なんか作れない」

 「少し譲って低俗でもいいや…低俗なバラエティ番組と高尚なバラエティ番組両方ある事が、多種多様なモノを求められる時代の視聴者への歩み寄り方なのではないですか?

 高尚なバラエティばかりだと、また昔のNHKに戻ってしまう…どうかそんなことになりませんよーに☆彡」

 その上で、最後は「低俗番組大好き男より」と締めている。