今月10日に死去した俳優の高倉健さんは1989年の「ブラック・レイン」で俳優マイケル・ダグラスさんと共演するなどハリウッド映画にも出演した。大阪の街を舞台にした同作品で警部補を演じ、ハリウッドでも名を知られるようになった。

 「ミスター・ベースボール」(92年)で中日ドラゴンズの監督を演じたほか、「燃える戦場」(69年)の少佐役で俳優マイケル・ケインさんらと共演。「ザ・ヤクザ」(74年)で元ヤクザを演じるなどし、義理と人情に厚い役柄で重宝された。