EXILEリーダー、HIRO(43)と女優上戸彩(27)が、上戸の誕生日の14日、婚姻届を提出した。2人は交際2年。上戸は「HIROさんの男らしさ、責任感の強さに惹(ひ)かれました」と、HIROは「彼女の考え方、そして生き方を僕は尊敬し、心から幸せにしたいと思いました」とコメントした。上戸は妊娠しておらず、仕事も続ける。挙式、披露宴の予定は決まっておらず、記者会見を行う予定もないという。

 交際報道から2年。ついに芸能界屈指のビッグカップルが、ゴールインした。上戸が27回目の誕生日を迎えたこの日、婚姻届を提出。2人はそれぞれの所属事務所を通じ、喜びのコメントを発表した。

 上戸

 (私の)おかれている状況を考えながら、ありのままの私を支えてくださるHIROさんの男らしさ、責任感の強さに惹かれました。

 HIRO

 ひたむきに頑張ってきた彼女を見ていると、本当に勉強になることばかりで、彼女の考え方、そして生き方を僕は尊敬し、そんな彼女を心から幸せにしたいと思いました。

 出会いは約10年前。上戸が16歳のころ、アイドル4人組、Z-1の一員としてデビューのためにレッスンを受けたダンス講師が、HIROの友人だった。国民的美少女コンテスト出身の女優として人気が出始めていた上戸と、EXILEを結成したばかりのHIROは当時から面識があった。

 ただ、上戸はひそかにV6森田剛(33)と交際し、10年春には正式に交際宣言した。ところが、これが転機となった。結婚を意識していた上戸と結婚に踏み切れなかった森田は、すれ違いを生み破局。同年夏に、悩みも相談するほどの友人関係だったHIROと自然な形で交際に発展した。当時上戸は、理想のタイプについて「ガツガツ系、肉食系。守ってくれる感じがする」と話していた。EXILEのリーダーに加え、所属事務所社長としてもグイグイ引っ張るHIROのカリスマ性に一気に魅了されたという。すぐに母親にも紹介、交際スタート時から結婚を前提とした関係だった。

 交際から2年かかったのは、お互い多忙だったからとみられる。特に上戸はCM女王と呼ばれ、スポンサーに納得してもらう作業などは、普通のタレントの数倍時間を要した。上戸は長らく交際宣言できなかった理由として「さまざまな責任を考慮し、本日まで皆さまへのご報告を控えさせていただきました」と説明した。段階を踏んで周囲の理解を得てきた2人。互いの誠実な人柄が結婚までたどり着けた最大要因だった。

 上戸は「これからの人生、お仕事もより前向きに頑張ります。HIROさんが夢みる家庭を支えられるたくましい妻になれるよう努力します」。さらにこの日夜にファンにむけて公式HPで「これからも愛していただけるように努力し、今まで以上に愛を届けられるように頑張ります!!」「上戸彩も1人の女性として、幸せになってもいいですか?」などとつづった。

 HIROも発表したコメントで、変わらずEXILEのリーダーとして活動を続けることを示しており、夫婦そろって今後も芸能界で輝き続ける。