フジテレビ系「笑っていいとも!」が最終回を迎えた3月31日夜に特別番組が放送され、司会のタモリ(68)は淡々とした表情のまま、番組終了を迎えた。

 タモリの憧れの女優吉永小百合(69)が31日夜の特番に、主演映画「ふしぎな岬の物語」の千葉県内の撮影現場から生中継で特別出演した。吉永から「どうしても、おうかがいしたかったんですが。8000回を超えるすごい数字で圧倒されます。本当にお疲れさまでした」とねぎらわれると表情を崩した。

 タモリは熱狂的なサユリスト。ことあるごとに「何兆分の1の確率でできた顔」「いつか世界遺産」などと話していた。映画の撮影現場近くに中継セットを設営して出演が実現。タモリはこの日、「吉永さんが十いくつから、大スターでいらっしゃって、その時は私、普通の高校生。これを始めると、いつか(吉永に)つながるだろうと思って始めたのもある」とテレフォンショッキングにまつわる秘話も明かした。

 吉永から「32年間、お疲れさまでした」と書いた色紙や旅行バッグ、花束を贈られると大はしゃぎ。「また、食事に行ってくれるかな?」と呼びかけると、吉永も笑顔で「いいとも!」と力強く右手を突き上げた。