芸術展やコンサート｢アート・マカオ｣第2弾開催中！

世界的なチェロ奏者アルバン・ゲルハルト

＜中国ポルトガル語圏芸術展＞
「アート・マカオ」後半のメインイベントとして、中国およびポルトガル語圏の芸術展がスタート。東洋と西洋のアートを同時に体験できるのは、マカオならでは。
◆期間＝11月17日（日）まで。
◆会場＝マカオ芸術博物館。
◆入館料＝無料

＜陳之佛絵画展＞
繊細なタッチで花鳥を描くことで知られた画家、陳之佛。20世紀を代表する中国美術と工芸の草分け的存在とも呼ばれるアーティストの作品に注目が集まる。
◆期間＝11月17日（日）まで。
◆会場＝マカオ芸術博物館。
◆入館料＝無料

＜マカオ・オーケストラによるコンサート開催＞
マカオを拠点に活躍するオーケストラと、世界的なチェロ奏者アルバン・ゲルハルトが共演する。
◆日時＝8月31日（土）、午後8時～。
◆会場＝マカオ文化センター・グランドホール
◆料金＝150パタカ～。

著名シェフたちから学ぼう！タイパ料理教室を開催

タイパ料理教室のポスター

◆タイパ料理教室「Chefs Constellation」を開催
ポルトガルレストラン「アントニオ」と、イタリアンレストラン「Bella Taipa」で行われる料理教室。コンテストの受賞歴がある著名なシェフたちに料理を教わる絶好のチャンスだ。募集は両レストランの公式サイトから。

旅行が当たる？レッツゴー・マカオ！キャンペーン中

ツイッターまたはインスタグラムから応募できるキャンペーン。旅の思い出やおすすめ、誰とどのような旅をしたいかなど、マカオ旅行にまつわるコメントと写真を、指定のハッシュタグを添えて投稿。抽選でマカオ旅行をプレゼント。

◆期間＝9月25日（水）まで実施中

【世界遺産】青色のアズレージョが涼し気｢大堂広場｣

中心の噴水や青色のアズレージョが涼し気な大堂広場

アジアの主教管区として16世紀に建設された「大堂（カテドラル）」。歴史建造物として、また、現役の教会としてあまりにも有名なこの建物の前に広がるのが、大堂広場。中心の噴水や青色のアズレージョが涼し気なここは、街歩きの合間に立ち寄るにはちょうどいいスポットだ。

すぐ近くにあるマカオ名物、カレーおでんをここでほおばる親子連れの姿もよく見かけ、荘厳な大堂とは対照的に、のんびりとした空気が流れている。

そんなこの場所が1年で最も華やぐのはクリスマスの時期。イエス・キリストが誕生した場面を再現したクレッシュという模型が飾られ、いつにも増して、西洋の雰囲気に彩られる。

【芹沢コラム】街並みそっくりなポルトガルとマカオ

400年以上にわたり、ポルトガルとの密接な関係が続いたマカオ。中国に返還されて20年がたつ今でも、ポルトガル風情は失われることなく息づいている。そのことを強く実感したのが、ポルトガルの古都を旅したとき。クリームイエローや鮮やかなピンクの建物、アズレージョに彩られる通り、文様を描くカルサーダス（石畳）の広場は、マカオとそっくり。なかでも、ポルトガルの初代王が生まれた街、ギマランエスを旅したときは、マカオによく似た建物をいくつも発見した。教会のなかにはマカオの「市政署」を思わせる階段やアズレージョが、旧市街を歩けばマカオの下町を思い出す建物が。

マカオがポルトガルに似せて作られた街だから当然とはいえ、マカオ好きとしては、こんな風景に、思わず懐かしさを覚えてしまうのだ。