大阪府の吉村洋文知事(46)が21日、府庁で取材に応じ、第6波の今年1月からの新型コロナウイルスの死者数について、大阪が全国最多であることについて言及した。
吉村知事は「大阪は死者数が多いと言われるが、致死率で言うと、都道府県で真ん中あたり。なぜ多いのか? 専門家に聞いても、分からないというのが現状。僕自身もこれが明確な理由というのが言えない」と説明した上で、高齢者の死者が急増していることに「大阪は都会であり、田舎でもある」という説を挙げた。
「大阪は高齢化率も高いが、高齢者と若い人の生活圏が近い。実家から大阪の都心に仕事に通っている若い世代も多い。狭いエリアで都会と田舎の要素が混ざって、高齢者と若い人が接し、距離感が近い」
「都会&田舎」説を1つの見解として示したが、吉村知事は「それがすべてかと言うと、そうではない。専門家も含めて、原因は分からないのが現実です」と話した。
大阪府では21日、新型コロナウイルス対応の「まん延防止等重点措置」が3月6日まで延長された。「明らかにお亡くなりになっている方のほとんどが高齢者」とし、「延長期間では、オミクロン株の特徴に対応するため、高齢者を守る観点が最も重要だと思う」と強調した。

