立憲民主党の蓮舫前代表代行、辻元清美前衆院議員が24日、東京・目黒区内で夏の参院選へ向けてコラボ街頭演説を行った。東京都連によると2人の街頭そろい踏みは初めて。東京選挙区(改選数6)で4選を目指す蓮舫氏は「2人して苦労してきた。何をやってもたたかれて、批判されて、きついと言われて。でも戦ってきた。そうじゃなきゃ、確かな野党、確かな政治がなければ、まっとうな政治は行われない」と訴えた。

昨年10月の衆院選で落選した辻元氏は参院に鞍替えして比例代表で国政復帰を目指す。全国行脚を続けている辻元氏は「えらそうなことを言っておりますが私は落選をしております」と自虐ネタで聴衆を笑わせた上で「私は大阪で維新という勢力にやられた。危ないですよ、維新は。核シェアリングとか核武装とか、敵基地攻撃とか自民党の一部の人たち、特に安倍元首相たちの言い出していますがそのお尻をたたいて引っ張っていってるのが維新」など日本維新の会を批判した。そして「もう一遍、頑張ってみようと思ったのは参院選で自民、公明、維新に3分の2議席以上を絶対、取らせてはならないと思った」とした。参院選は6月22日公示、7月10日投開票が有力とみられている。