今夏の参院選で、日本維新の会から神奈川選挙区(改選数4、非改選の欠員補充1)に立候補予定の松沢成文前神奈川県知事(64)と、東京選挙区(改選数6)に立候補予定の海老沢由紀氏(48)が29日、東京都町田市のJR町田駅前で、合同演説会を行った。

松沢氏は演説の冒頭で「日本維新の会はどんなイメージがありますか? ちょっと男性で体育会のイメージがあるでしょ」と切りだした。続けて「(維新は)私みたく還暦超えたおじいさんも頑張っているし、海老沢さんのように若い新進気鋭の女性候補もいる。こういう多様性のある政党だということをご認識頂きたい」と話した。その上で「古いしがらみだらけの政党では、日本の政治は絶対に変わりません。政治を変えようと思ったら、新しい政党、ベンチャー政党を国民の皆さんに育てて頂きたい。改革していきます。それが私たち日本維新の会という政党なんです」と訴えた。

海老沢氏は演説会場となった町田市について「東京と神奈川の人が半々の方がいらっしゃる」とし、「17年の東京都議会選挙で町田市で戦いました。私にとっては特別な場所。たくさんの方と再会が出来たので、うれしい演説会でした」と振り返った。激戦区となっている東京選挙区については「いろんな人が出てくることは始めから覚悟を決めていました」と語った。

◆おわびと訂正 29日配信の記事で、松沢氏の演説での発言内容が「若い美人系の女性候補もいる」と表記し、見出しにも使用していました。正しくは「若い新進気鋭の女性候補」でした。

演説での発言を正確に聴き取れておりませんでした。その後、発言についての松沢氏への事実確認も不十分でした。当該関係先、読者の皆様におわびいたします。