東京都の小池百合子知事は23日、今年最後の定例会見で、上野動物園のメスのジャイアントパンダ、シャンシャン(5歳)について、来年2月21日に、所有権を持つ中国に返還することを発表した。
また、シャンシャンの「お別れ観覧」を来年1月21日から、返還2日前の2月19日まで行うことも明かした。観覧は抽選制となる。
小池氏は「シャンシャンは5年半、皆さんに愛された。寂しい気持ちを抱かれる人もいらっしゃると思うが、繁殖の推進など大役を担っての里帰りとなります」と述べ、返還への理解を求めた。
来年1月11日からは、「ありがとうシャンシャン」というさよならイベントの実施も決定。動物園内でのパネル展示やメッセージを募集するなどして、多くの国民に愛されたシャンシャンへのはなむけとする構えだ。
シャンシャンは2017年6月12日、「リーリー」と「シンシン」の間に誕生した。昨年6月に生まれた「シャオシャオ」と「レイレイ」のお姉さん。新型コロナの世界的感染拡大の影響で中国への渡航が制限され、返還時期が4度延期されていた。

