東京・北区長選で6期目を目指した88歳の花川与惣太(よそうた)氏は23日、自民党・日本維新の会・公明党の推薦する無所属新人の山田加奈子氏(51)に負け、20年の区長生活にピリオドを打った。
花川氏は、JR王子駅近くの選挙事務所に午後9時すぎ、出口調査などで劣勢が報じられる中、「16回目の選挙だけど、1番手応えを感じていた」と満足そうな表情をみせた。24日午前0時すぎに山田氏に当確が出て「女性の時代だな。いやぁ(山田氏は)強かったよ」と素直に敗北を受けいれた。
涙はなかった。花川氏は「でもさ、当選して92歳で次の選挙に挑戦できたか、というのもやってみたかったね」と最後は笑顔で会見を終えた。当初、対立候補とみられていたアイドルグループ「光GENJI」元メンバーで俳優大沢樹生(54)が出馬を取りやめて、花川氏の全面応援にまわっていた。

