第50回衆院選が15日公示され、日本維新の会の共同代表の大阪府吉村洋文知事(49)は、維新の聖地でもある大阪・なんばの高島屋前で第一声を上げた。

争点となる自民党の派閥裏金事件について「自民党にぎゃふんと、あの裏金政治にぎゃふんと言わせるような政治をやっていきたい」と聴衆に訴えた。

前回衆院選で維新は大阪府内全19小選挙区のうち、公認候補を擁立した15小選挙区で自民に全勝した。これまで関西の小選挙区では公明党と「すみ分け」していたが、今回は、大阪・兵庫の6つの小選挙区で、公明の牙城に挑む。維新の「宣戦布告」に対し、公明は徹底抗戦の構えだ。

維新は候補の選定が遅れた大阪9区を除く18小選挙区で比例代表との重複立候補を認めない。吉村氏は「比例復活はない、落ちたら終わりの背水の陣です。それぐらいの覚悟でやらなければ、裏金自民党とは対等に太刀打ちできない」と訴えた。