石破茂首相は4日、衆院本会議で2025年度予算案が、自民、公明、日本維新の会などの賛成多数で可決され、衆院を通過し参院に送られたことを受けて、与野党の各会派にあいさつ回りを行った。

立憲民主党や共産党、れいわ新選組は反対し、「年収103万円の壁」の引き上げをめぐる3党協議で、与党側と折り合えなかった国民民主党も反対した。

石破首相は国民民主の控室へのあいさつ回りで、この日で不倫報道問題をめぐる党処分が終わり、代表職に復帰した玉木雄一郎代表の顔を見るや、「代表に復帰をされました」と"祝福"。握手をかわしたが、「すみません。いろいろご面倒をかけました」と言葉をかけ、玉木氏は「いえいえ」と淡々と応じ、会話はあっという間に終了した。

一方、予算案に賛成した維新の控室では、石破首相は「鉄オタ」仲間でもある前原誠司共同代表と、カメラに向かって笑顔でがっちり握手をかわした。玉木氏の握手とは対照的な、友好ムードを漂わせた。

25年度予算案は5日、参院予算委員会での審議が始まる。成立は確実だが、2024年度内に自然成立する3月2日までの衆院通過はできなかったことから、今後は24年度内の成立の可否が焦点になる。