元テレビ朝日社員の玉川徹氏が13日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、与野党が求める消費税減税に慎重な見解を示している石破茂首相の国会答弁を評価した。

番組では、12日の衆院予算委員会集中審議で、消費税減税を検討するかしないか明確に態度を示していないとして批判した立憲民主党の大西健介議員に、首相が色をなして反論する場面などを振り返った。石破首相は消費税減税をめぐり「何がいちばん国民生活の困窮に対応するのに適切かの議論は、当然している。いちばん困っている方々に、いかにして手厚い支援をすべきかを考えないといけない。広く、あまねくも大事だが、そのことでいちばん困っている方に手厚い支援がいかないのは、政策のあり方として正しいとは思っていない」と主張。大西氏は「人の案ばかり批判して、自分はやるかやらないか言わない。総理なんですから、総理が決めればできる。評論家みたいなこというのはやめてください」「無責任なのは決められない石破総理で、物価高に、ガソリン減税も消費減税も何もしない自民党の方ではないのか」と指摘。これに対し、石破首相は、これまでに決めた所得税減税や低所得者向けの給付金などを列挙し「そういうことをやっているじゃないですか。なんで何もしていないと、あなたが決めるんですか!」と声を荒らげて反論した。

玉川氏はこうしたやりとりを踏まえ「石破さんが国会でおっしゃっていることは、僕はいいなと思って聞いている」と指摘。「財政規律に関しても、国債なんかどんどん発行すればいいみたいなことは無責任という話をされたり、政策を運営する当事者としては当然のことを言っている。そこはくさびを打ち込んでいる感じはあると思う」とした上で「それを政策にしないといけない。言うだけではなく行動を」と、述べた。

その上で「たとえば、西田っていう議員がひめゆりの塔に関して発言して謝罪、訂正しましたが」と、西田昌司参院議員の「ひめゆりの塔」をめぐる発言撤回に触れ「石破首相は『見解を異にしている』という話をされたが、だったら何で(今夏の参院選で西田氏を)公認するのかというところまで含めて、行動で見せてほしい」と持論を口にした。