元テレビ朝日社員の玉川徹氏(62)が21日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。躍進した参政党について、「ついに日本でも、典型的なポピュリズム政党が支持を集めるようになってきただということを見せつけられた」と語った。
玉川氏は「ポピュリズムって何かって言うと、やっぱり、その大衆の中に、いろいろな現状に対する不満があるんですね。その不満の向け先を言語化して、こういうところが向け先なんですよということを巧く提示してやるというのがポピュリズムの共通項」と解説した。
その上で「だから、例えば『エリートというものが日本を支配しているんだけど、これで日本が悪くなったんだよ』みたいな。例えば、財務省に対して悪いというような言い方ね。それから、『今、科学でこの世界は動いているけど、この科学だって信用できないよ』という風な。これがオーガニックに行ったり、反ワクチンに行ったりするわけですね。あと『外国人目立つようになってきた。日本人がいまひとつ豊かにになれないのは外国人のせいですよ』という風に向けてやる。そうやって不満の向け先を作ってそれを提示するというのがポピュリズム政党の要件」と、例を出しながら解説した。
今回の参院選の状況に立ち返り「まさに、いろいろな要件を、参政党が提示して、それを支持した人がこれくらいいたということ」と、参政党の躍進の背景についての考えを語った。
玉川氏は、今後の参政党について「ポピュリズム政党は、場合によってはなんでもいいわけですよ。他に向け先を用意できたら、向け先をメニューとして用意していくわけですから。メニューがはまるようなメニューであれば、さらに参政党は大きくなっていく可能性がある」と指摘。その上で「大事なのは、それは真実ですかと、いうところなんですよね。だから既存メディア、我々は、それは真実ではありませんという風なことがあれば、それは提示しなきゃいけないし、それはネットの世界にも出していかなきゃいけないことだと思います」と語った。
政治ジャーナリスト田崎史郎氏は参政党の今後について「昨日ちょっとそういうことも話して、次の衆院選挙で各小選挙区で候補者立てるんですかと聞いたら、『それは難しいと思います』と。『今、急に増えたんで、まずやらなければいけないことは党内のマネジメントのルールを作ることです』と。そういうような話をされたんで、案外落ち着いて考えてるなと思いました」と語った。
玉川氏は、この田崎氏の見方に対し「いや、不満のマグマは日本の中にいっぱい溜まってますから、多分、急ぐ必要ないと考えてるんじゃないですか」と語った。

