アルピニストの野口健氏(51)が19日までにX(旧ツイッター)を更新。モデル、女優の冨永愛に対し、北海道にある日本最大の湿原「釧路湿原」付近で大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設が進められている現状を受けて自身が計画している、建設予定地視察への同行や連携を呼び掛けた。
ラムサール条約に登録されている釧路湿原は、国の特別天然記念物でもあるオジロワシの巣やタンチョウのひなが確認されるなど、希少な動植物が生息する日本最大の湿原。野口氏はこの湿原付近で相次ぐメガソーラー建設についてXで問題提起してきた。
17日には、釧路市を拠点に希少猛禽類の保護活動などを行っている「猛禽類医学研究所」の齊藤慶輔代表が公開した「環境省釧路湿原野生生物保護センターのすぐ横で進められているメガソーラー建設の様子」を撮影した動画を引用し、「8月下旬からヒマラヤに行きますが、戻ってこられたらここに訪れたい。映像ではなくこの悲劇的な惨状をしかとこの目で確かめたい。こんな事が果たして許されるのか」と投稿。「釧路でメガソーラーの有りように対し『全国大会』を開催するのもありではないか」との案も示していた。
今回、参院選大阪選挙区(改選数4)に無所属で立候補し、落選したロックミュージシャン世良公則(69)が自身のXで、メガソーラー建設が進められる釧路湿原の現状を受け「どこが地球環境に優しいのか もう取り返しのつかない状況」と投稿すると、野口氏は「釧路湿原のメガソーラー建設予定地への視察を計画していますが、世良さんもご一緒して下さったらこのメッセージ、更に広がりをみせます。皆で連携して訴えていかなければ変えられない」と呼びかけた。
冨永も先月2日、自身のXで「なんで貴重な生態系のある釧路湿原にメガソーラー建設しなきゃならないのか誰か教えて欲しい」と疑問を呈した。そして翌日「皆さん意見をありがとうございます。多くの方が私よりずっと深く思慮されていることに感銘を受けました。私もメガソーラー建設反対の署名にサインしました」とポストしていた。
野口氏は今月18日夜、この冨永のポストを引用。冨永に対し「お久しぶりです。釧路湿原のメガソーラー計画に対し一緒にアクションを起こしませんか。一緒に釧路の現場を目にしませんか。現場から訴えたらよりリアル感をもって伝わります。今なら辛うじて間に合うのではないかと。現場から声を上げればその声は日本中に届きます。意味があると思います」と呼びかけた。
冨永は世界的にトップモデルとして活躍しているほか、女優としてもさまざまな作品に出演するなど、幅広く活動している。

