赤沢亮正経済再生担当相は10日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に生出演。石破茂首相が辞任表明したことを踏まえ、自らが担当してきたトランプ関税交渉のカウンターパートの1人で「ラトちゃん」と呼ぶラトニック米商務長官に対し、いずれ自身は退任すると伝えたことを明らかにした。
赤沢氏は、石破首相が交代した後、次期首相に続投を依頼された場合に引き受けるかと問われ「今の流れで仕事を続けてくれと言われるなら、正直、石破総理に続けていただきたいという思いが強い」と述べ、「残された期間、閣僚としての仕事をし、自分で完璧と思える引き継ぎを終えたら、ちょっと、何なんだろうな、『喪に服する』というか、しばらく、次どうするか考える期間がほしい」と、率直に打ち明けた。
これに対し、番組水曜コメンテーターで赤沢氏と衆院初当選同期の実業家、杉村太蔵氏が「意外だなと思う。ラトニック長官と赤沢大臣の個人的関係はあるし、10回交渉して、まだまだ交渉が(完全に)決着がついていないところを考えると、ここでいま赤沢大臣が替わるというのは非常に不安と思っている。まだ就任から1年たっておらず、いきなり替わるのは国益全体にとってよくない」と指摘。「替わるわけにはいかない、とは思わないのですか」とただした。
これに対し、赤沢氏は「当然ですが、閣僚人事は次の総理か、少数与党なので、実際に(首相指名選挙で)首班になった方が決めること。私の希望は関係ない」と述べた。
また「安心いただきたいのは、日本の国は、政府が約束したことは次の政権になっても守る。すでに、そういう意味で安心してくださいと、後任にもしっかり引き継ぎますと言う趣旨は、ラトニック長官にすでにお伝え済みではあります」と述べ、自身が交代する流れをラトニック氏に伝えたことを明かした。
ラトニック氏の反応を問われ当初は明かさなかったものの、杉村氏から再三問われた赤沢氏は「ラトニック商務長官とは信頼関係というか、私は友情みたいなものも感じている。まあ、『赤沢大臣も替わっちゃうのか』というような問い合わせはあったように思います」と、ラトニック氏の反応に言及した。
「私は、とにかく心配するなと。日本政府は信頼に値する、約束は守る日本政府だからと伝えました」とも述べた。

