将棋界の50代以上のベテラン棋士が熟練の技を見せる、第3回達人戦立川立飛杯準々決勝第2局、谷川浩司17世名人(63)対郷田真隆九段(54)戦が6日午後1時40分から東京都立川市「立川ステージガーデン」で始まった。持ち時間は各30分、使い切ると1手30秒未満での指し手が要求される早指し戦だ。先手で今回初めて本戦入りした郷田が矢倉を採用して、対局はスタートした。

この2人、1992年(平4)度前期と後期の棋聖戦5番勝負で谷川が勝って防衛し、93年王位戦では郷田が勝って最低段位の四段で初タイトルという偉業を成し遂げている。

午前10時30分からの第1局は、森内俊之九段(55)が前回準優勝の行方尚史(なめかた・ひさし)九段(51)との千日手指し直し曲を制して、ベスト4一番乗りを決めた。この後は、羽生善治九段(55)対屋敷伸之九段(53)、佐藤康光九段(56)対丸山忠久九段(55)戦の順に対局が行われる。

勝者は7日に同所で行われる準決勝、さらに勝てば同日同所での決勝へと進出する。