藤井聡太王将(竜王・名人・王位・棋聖・棋王=23)に永瀬拓矢九段(33)が2期連続で挑戦する将棋のALSOK杯第75期王将戦7番勝負第2局が24日、京都市「伏見稲荷大社」で始まった。

シリーズ対戦成績は永瀬の1勝0敗。5連覇を目指す藤井がタイに戻すか、王将初奪取を狙う永瀬が連勝でリードを広げるか。注目の一戦だ。

午前9時、福崎文吾九段(66)が定刻になったことを告げると、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。先手の藤井はいつものようにお茶を一口飲み、飛車先の歩を突いた。永瀬は飛車先の歩を突き返した。戦型は第1局に続き、角換わりに決まった。

両者の対戦成績は藤井の32勝12敗。過去、両者のタイトル戦での激突は過去6度あるが、藤井がいずれも制している。

藤井の京都府内での対局は好相性だ。昨年11月には竜王戦5連覇と「永世竜王」の称号を獲得した。京都対局は負けなしの過去10戦10勝。

伏見稲荷大社は全国各地に約3万社ある稲荷神社の「お稲荷さん」の総本宮。“お稲荷さん決戦”で藤井が巻き返すか、永瀬がリードを広げるか。対局は持ち時間は各8時間の2日制。1日目は夕方に封じ手をする。2日目は25日午前9時に再開する。

【動画】先手・藤井聡太王将、まずお茶を飲み瞑想 王将戦第2局スタート