将棋のプロ棋士を養成する「奨励会」の第78回三段リーグ戦(2025年10月~26年3月)の最終17、18回戦が14日。渡橋・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた。
この結果、15勝3敗の小窪碧(あお)三段(20)、14勝4敗の川村悠人三段(27)の上位2人が四段昇段を決めた。順位2位の川村と同じ14勝4敗ながら、同19位と下位のため次点となった古井丈大(ふるい・じょうだい)三段(21)は、第76回(24年10月~25年3月)に続いて2回目の獲得となった。規定によりフリークラス入りの資格を得て、それを行使した。3人の四段昇段は4月1日付。
小窪は東京都調布市出身。中村修九段門下で振り飛車党。「1位で通過できてうれしいです」と笑顔を見せた。川村は川崎市出身で小倉久史八段門下。矢倉を得意とする。「15年も承継会にいたので、少しでも遅れを取り戻せるよう精進します」と語った。
2人は順位戦の最下級であるC級2組に格付けされるが、同杉並区出身で石川陽生七段門下の古井は、そこには属さないフリークラスからのスタートとなる。「昇段できてホッとしています。順位戦参加を当面の目標として精進したいと思います」。最近では佐々木大地七段、古賀悠聖六段、柵木幹太四段らがいる。

