<1>07年・3連単41万370円

ビッググラス(2007年1月28日撮影)
ビッググラス(2007年1月28日撮影)

11番人気のビッググラス(牡6、中尾)が中団から差し切って重賞初勝利。鞍上・村田一誠騎手にとっても、うれしいJRA重賞初制覇となった。

2着は1番人気のシーキングザベスト(牡6、森)で、3着が12番人気の9歳馬ニホンピロサート(牡、目野)という大波乱。3連単41万370円は今も根岸Sの3連単最高払戻金額となっている。

また、同じく単勝5590円も根岸S最高で、馬名通り“ビッグ”な配当だった。


<2>12年・3連複5万8390円

シルクフォーチュン(2012年1月29日撮影)
シルクフォーチュン(2012年1月29日撮影)

4番人気のシルクフォーチュン(牡6、藤沢則)が、最後方付近から上がり最速34秒9の脚でごぼう抜き。重賞2勝目をゲットした。鞍上は藤岡康太騎手。

2着は好位3番手から粘った9番人気のトウショウカズン(牡5、領家)。3着は5番人気のテスタマッタ(牡6、村山)。

3連複5万8390円は今も根岸Sレコード。3連単も37万9550円の高配当だった。


<3>97年・単勝170円

ワシントンカラー
ワシントンカラー

“逆びっくり”だが、根岸Sの単勝最低払戻金額は今も破られていない。勝利したのは1番人気ワシントンカラー(牡3、松山康)。当時の舞台だった東京ダート1200メートルを1分11秒2で駆け抜け、後続に3馬身差で単勝1・7倍の圧倒的人気に応えた。

同馬は翌98年も1番人気で連覇。単勝配当は200円だった。鞍上は2年とも柴田善臣騎手。