<1>ショウナンアレクサ(阪神9Rつばき賞・14時25分発走)

若竹賞2着のショウナンアレクサ(右)。左は勝ったパクスオトマニカ
若竹賞2着のショウナンアレクサ(右)。左は勝ったパクスオトマニカ

開幕週だった先週、阪神芝レースは土日で9鞍行われ、4角4番手以内の馬が6勝に対して、5番手以降の馬は3勝と先行有利の結果だった。芝のレースが少なかったことから、2週目もこの傾向が続くとみて先行馬を馬券の中心とする。

阪神で行われた過去2年のつばき賞では、前走が中山だった馬がともに制している。今回の前走・中山組は2頭。そのうちの1頭、ショウナンアレクサは若竹賞を好位で運び、しぶとく脚を使って2着と連対した。減っていた馬体も戻り、今回も好勝負になる。


<2>ルチェカリーナ(阪神11R京都牝馬S・15時35分発走)

阪神C6着のルチェカリーナ
阪神C6着のルチェカリーナ

過去5年の京都牝馬Sでは、前走同距離組が【2・2・3・10】と好成績。阪神開催のここ2年では一昨年の1着馬、昨年の2、3着馬が同距離組だった。

馬体重では480~499キロが【3・1・1・19】と好成績で、ここ2年の勝ち馬がともに該当する。

年齢では5歳馬が4勝で19年から4連勝中だ。

5歳馬のルチェカリーナは前走同距離の阪神Cから参戦。重賞初挑戦で0秒2差の6着と健闘した。前走の馬体重は490キロで大きな増減がなければ好走確率はアップ。5走連続の芝1400メートルで適性の高さを見せる。


<3>タイセイブリリオ(小倉11R紫川特別・15時25分発走)

5日、合馬特別を制したタイセイブリリオ(左)
5日、合馬特別を制したタイセイブリリオ(左)

Bコース替わりとなった先週の小倉芝レースは計13鞍行われ、中1週の馬が3勝と間隔の詰まった馬が活躍した。

前走のコースを見ると、小倉組が連対率17・5%、複勝率28・8%と好成績を残した。

前走小倉から中1週となる2頭のうち、タイセイブリリオが有力だ。前走の合馬特別は逃げ切り。初の58キロでも2着馬に1馬身4分の3差をつけ、スプリント能力の高さを見せつけた。小倉芝では3戦2勝。昇級戦だが得意舞台なら連勝できる。


【先週土曜の結果】

<1>アスクビックスター

小倉11R和布刈特別4着

<2>ピースオブエイト

阪神11R洛陽S5着

<3>ウヴァロヴァイト

東京11RクイーンC10着

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