<1>スキルヴィング(東京11R青葉賞・15時45分発走)

2月5日、ゆりかもめ賞を制したスキルヴィングとルメール騎手
2月5日、ゆりかもめ賞を制したスキルヴィングとルメール騎手

20年以降に行われた東京芝2400メートルでの3歳戦では、ルメール騎手が【9・9・1・9】で連対率64・3%、複勝率67・9%と圧倒的だ。

厩舎別では国枝厩舎が5勝で勝利数トップ。木村厩舎は【2・2・2・5】で、複勝率54・5%は国枝厩舎の44・4%を上回る。

種牡馬ではディープインパクト産駒が9勝を挙げるが、今年の青葉賞には出走なし。代わって注目はキタサンブラック産駒。のべ8頭の出走で【1・1・1・5】、複勝率37・5%は今回の出走馬でトップだ(出走5頭以上)。

ルメール騎手騎乗、木村厩舎のキタサンブラック産駒スキルヴィングは、前走ゆりかもめ賞の発馬で後手に回りながら、上がり最速で差し切った。発馬に課題は残るが、3連勝でダービー切符を手に入れるとみた。


<2>ラヴォラーレ(東京9R横浜S・14時35分発走)

ラヴォラーレ
ラヴォラーレ

20年以降の東京ダート2100メートルで注目したいのはオールステイ産駒。のべ8頭の出走で【3・1・2・2】、連対率50%は種牡馬別2位タイ、複勝率75%は1位タイだ(出走5頭以上)。

調教師では、武市師が【4・3・3・13】で連対率30・4%、複勝率43・5%と好成績を残す。

武市厩舎のラヴォラーレを狙いたい。東京ダート2100メートルで【3・1・2・2】。実は、オールステイ産駒の好成績はすべて同馬によるものだった。コンビを組む原騎手も同馬と【2・1・0・2】の好相性。前走の鈴鹿Sでは4角14番手から、上がり最速35秒6の脚で6着まで押し上げており、東京コースなら差し届く。


<3>グランスラムアスク(新潟10R胎内川特別・14時50分発走)

グランスラムアスクと古川奈穂騎手
グランスラムアスクと古川奈穂騎手

20年以降の新潟芝1800メートルでは、矢作厩舎が【5・0・0・12】の好成績。単勝回収率297%はトップだ(出走10頭以上)。

生産者ではノーザンファームが32勝、社台ファームが11勝とノーザン系が圧倒する中、下河辺牧場が【4・4・2・25】で勝利数は3位タイ。種牡馬ではディープインパクト産駒が14勝を挙げ、7勝の2位以下を引き離している。

下河辺牧場生産のディープ産駒で、矢作厩舎が送り出すグランスラムアスクは左回りで【2・0・0・2】。着外2回はともに5着で掲示板を外していない。古川奈騎手とは【2・1・3・12】の好相性で、今回も好走を期待だ。


【先週土曜の結果】

<1>ダブルスナッチ 福島9R浄土平特別 2着

<2>コンシリエーレ 東京11RオアシスS 1着

<3>ウインピクシス 福島11R福島牝馬S 13着

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。