<1>ナムラクレア(札幌11RキーンランドC・15時35分発走)

札幌芝コースで追い切られるナムラクレア(2023年8月23日撮影)
札幌芝コースで追い切られるナムラクレア(2023年8月23日撮影)

前走は久々のマイル戦で崩れたものの、1200メートルでの安定感は抜群。日曜の札幌は朝から小雨が降り続く予報だが、実績から道悪になっても割引はいらない。今回は55キロで出られるのが大きく、次走のG1を見据えた仕上げでも差し切りが有力だ。

相手はシュバルツカイザー。前走がレコードVだが、やや重でも連対歴があり、多少馬場が渋っても対応できる。荒れた内を避けられる大外枠はプラス材料だ。ワイド(14)(16)1点勝負。


<2>ヴァンヴィーヴ(新潟11R新潟2歳S・15時45分発走)

7月8日、2歳未勝利を制したヴァンヴィーヴ
7月8日、2歳未勝利を制したヴァンヴィーヴ

新馬戦は3着に敗れたが、続く前走の未勝利戦を5馬身差で圧勝。少頭数で相手関係もあったとはいえ、強い勝ち方だった。何より、2戦を経験していることは、ライバルにキャリア1戦馬が多い今回においては強みになる。長くいい脚も新潟にマッチしそうだ。

相手はクリーンエア。内ラチ沿いから大外まで出して差し切った新馬戦が優秀。こちらは同じ舞台を経験した強みがある。ワイド(2)(11)1点勝負。


<3>メイショウモズ(小倉10R九州スポーツ杯・14時50分発走)

6月18日ユニコーンSで4着に入ったメイショウモズ
6月18日ユニコーンSで4着に入ったメイショウモズ

初のダート1700メートルだった前走が完勝。良馬場で1分44秒0の勝ち時計も非常に優秀で、2勝クラスなら昇級の壁はないだろう。ハンデ55キロも重量自体は前走と同じなので問題ない。

相手はモズブーナー。1枠2番の絶好枠から、1枠1番メイショウゲキリンを行かせて2番手か。その形も絶好だろう。“モズ馬券”だ。ワイド(2)(5)1点勝負。


<8月20日の結果>

札幌11Rワイド(1)(5)

3着、6着。

新潟11Rワイド(4)(6)

2着、10着。

小倉10Rワイド(5)(7)

16着、1着。

<デスクのつぶやき>

1頭は来るけど、もう1頭が…。ワイドの難しさを痛感する夏です。夏競馬もあと2週。各競馬場とも芝は内が荒れてきた印象です。