<1>21年・3連単339万3960円=優勝馬アカイイト

21年エリザベス女王杯を制したアカイイトと幸騎手
21年エリザベス女王杯を制したアカイイトと幸騎手

幸騎手が乗った10番人気のアカイイトがG1初挑戦で勝利した。後方の外から豪脚を繰り出し、ラストは2馬身差で突き抜けた。

2着は7番人気のステラリア、3着には9番人気クラヴェルが入り、馬連5万1870円、馬単13万7500円、3連複28万2710円、3連単339万3960円の大波乱。なお、1番人気レイパパレは6着だった。


<2>09年・馬連10万2030円=優勝馬クィーンスプマンテ

09年エリザベス女王杯を制したクィーンスプマンテと田中博康騎手
09年エリザベス女王杯を制したクィーンスプマンテと田中博康騎手

11番人気のクィーンスプマンテが逃げ切りVを果たした。道中は2番手のテイエムプリキュアと後続を大きく引き離しての大逃走で、行った行ったの決着となった。デビュー4年目の田中博康騎手はうれしいJRA・G1初制覇。

12番人気のテイエムプリキュアが2着に粘り、単勝1倍台のブエナビスタは32秒9の豪脚を発揮するも3着に敗れた。馬連10万2030円、馬単25万910円、3連単154万5760円となった。


<3>89年・単勝4万3060円=優勝馬サンドピアリス

89年エリザベス女王杯を制したサンドピアリスと岸滋彦騎手
89年エリザベス女王杯を制したサンドピアリスと岸滋彦騎手

当時のエリザベス女王杯は京都芝2400メートルで行われており、20頭立てで最低人気だったサンドピアリスが豪脚で差し切った。鞍上は岸滋彦騎手。1番人気のシャダイカグラは競走中に故障して最下位となった。

単勝配当は4万3060円で、グレード制を導入した84年以降でG1最高単勝配当を記録している。