5日の当コラムに書いたオーストラリアのJ・マクニール騎手。7日に出場予定だった香港の「2022ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ」は残念なことに新型コロナウイルス感染で欠場。H・ボウマン騎手が代打出場となった。

代打といえば先月2日のサンタアニタTに出走した船橋のアランバローズ(牡4、林正)。デビューからすべての手綱を取ってきた船橋の左海誠二騎手が騎乗予定だったが、大井の笹川翼騎手が代打騎乗。最後に競り負けて首差2着だが、昨年のJBCスプリントから続いた重賞での大敗には終止符を打った。「むしろここから上がってくると思います」と笹川騎手。惜敗を悔やみながらも手応えを感じた様子だった。

今月1日から調教師に転身した左海騎手に代わり、今回の勝島王冠も継続騎乗の笹川騎手。大井の自厩舎にはアランバローズの半妹ナンセイラピッド(牝3、米田)、半弟ナンセイホワイト(牡2、米田)がいて2頭にも騎乗。先月、今月と勝利に導いた。半兄も東京ダービー以来の重賞制覇に導くか。新コンビの2戦目も期待大だ。【牛山基康】