超短距離にシフトしたスモークフレイバー(牡5、繁田)が勢いづいている。デビュー13戦目にして初の1ターンだった昨年12月の浦和800メートルを7馬身差で圧勝すると、船橋1000メートルでも快勝。浦和800メートルで頭差2着の惜敗を挟んだが、その後は川崎900メートルを選んで2連勝。17日に行われたB1下特選も3馬身差の逃げ切りで快勝した。

なかでも距離短縮の成功を最も印象づけたのが4月6日に行われた川崎900メートルのA2下特別。B1からの格上挑戦ながら4馬身差で快勝した。重賞でも通用しそうな53秒3の好時計での逃げ切り。川崎スパーキングスプリントに間に合えば楽しみな存在になるだろうと思わせたが、5月12日に行われたトライアルのスパーキングスプリントチャレンジがA1も出走可能なオープンの準重賞で出走枠に入れず、優先出走権を獲得できなかった。16日に行われた川崎スパーキングスプリントはフルゲート割れの9頭立て。結果的に出走できたが、確実に出走できる17日の自己条件を選択。その選定馬になっていると他競走には申し込むことができないルールのため、重賞挑戦は先送りになった。

次こそは重賞挑戦か。繁田師は「習志野きらっとスプリント(S2、1000メートル、8月6日=船橋)に行けたら行くけど、まだA2なので、考えながら使います」。出走がかなえば注目の存在だろう。【牛山基康】