12日に大井1200メートルで争われた武蔵野オープンはブルーヒサシン(牡4、立花)がA2からの格上挑戦で制した。デビュー4戦目の初勝利から2走前まで同距離で9連勝。7月23日に行われた前走のアフター5スター賞トライアルは自己条件ながら鼻差2着に惜敗したが、あっさり巻き返したことで、いよいよ重賞挑戦が視野に入ってきた。

12日、武蔵野オープンを制したブルーヒサシンと藤田凌騎手(左)
12日、武蔵野オープンを制したブルーヒサシンと藤田凌騎手(左)

9連勝を決めた3月11日のA2下特別が1分11秒6の好時計。そのまま一気に重賞挑戦かと思わせたが、立花師は「たたき3戦目ぐらいでアフター5スター賞のローテーション」と予定通り休養を挟んだ。「さすがに慎重になる。負けたくないしね」。それから4カ月半。よもやの連勝ストップとなったが「行った分と斤量差」と悲観はしていなかった。「前回の敗因も考えて今回は出たなりで」。前半に脚を使うと、どうしても最後に響く。結果的にスピードの違いで2番手になったが、我慢した分、追い比べを首差で制した。

それでもまだA2。優先出走権を得られなかったアフター5スター賞(S3、1200メートル、9月2日=大井)に出走できるかは不透明な状況だが「ドキドキしないで見ていられるのはここまで」と当初の計画通り目指す予定だ。出走できなくても「5歳になってからだと思うので、大事に使います。軌跡はサブノジュニアだと思っているから」。大井の生え抜きにして6歳でJBCスプリントを制した名馬を追う。【牛山基康】