皆様いかがお過ごしでしょうか。今年の春は足早にやってきて、この季節が大好きな私は毎日ワクワクしながら過ごしています。

突然ですが皆様、WBCはご覧になられたでしょうか?侍ジャパンの選手の方々が世界と戦う姿に感動された方もたくさんいはると思います。私も数々のナイスプレーに感動し大興奮いたしました。侍ジャパンの皆様、本当におめでとうございます。そして感動をありがとうございました。

元々スポーツにはあまり興味がなかったのですが、さまざまな分野で日本人選手が世界で活躍される姿を見る機会が増えてきて、最近は真剣に観戦し、応援していることがとても多いです。今回のWBCはあの「大谷翔平」選手が日本代表として日本のマウンドに登場するからちょっと見てみたいかも!なんていつもながらのミーハー心から見だしたのですが、試合が進むごとに大谷選手だけでなく、侍ジャパンの選手の方々のスーパープレーに魅了されて、連日テレビにくぎ付けでした。

試合が始まる前までは大谷選手、村上選手、岡本選手、ダルビッシュ選手、大城選手、山田選手しか知らなかった私が、WBCが終わるころには「ヌートバー選手がね」とか「近藤選手の出塁率は」とか「源田選手の守備は」などなど高校球児であった相方さんに熱く語りだしていて、相方さんは「そんなに野球好きやった?」と若干あきれておりました(笑い)。しまいには「大谷選手に会いたい。何とかならへんかな」などと言い出したので、相方さんはもう相手にしてくれなくなりました。

それでもまだまだ野球熱が冷めない私は日本のプロ野球観戦をはじめたり、メジャーリーグで日本人選手の出場予定をチェックして見たりしています。いずれ生観戦してみたいという願望を抱きつつ今はテレビにかじりついて応援しています。やはり、世界を舞台に戦う日本人選手の姿は胸が熱くなります。

それは野球の世界だけではありません。WBCで侍ジャパンが優勝した数日後、メイダン競馬場で行われたドバイワールドカップデー。

ここでもたくさんの日本馬と関係者の方々が熱い戦いを見せてくれはりました。ドバイシーマCを制覇したイクイノックス号はさすがの強さを改めて示してくれはったのではないかと思いますし、UAEダービーは勝ったデルマソトガケ号を先頭に日本馬が4着までを独占。そしてドバイワールドCはウシュバテソーロ号が日本のトップジョッキー・川田将雅騎手を背に先頭でゴールを駆け抜けました。改めて日本のお馬さんたち、騎手の方々、関係者の方々は世界の舞台でも負けていないと証明されたように感じました。

実はドバイワールドカップデーの行われる数時間前に高校の同窓会があり、二十数年ぶりに同級生や私が厩務員さんになるという夢をかなえるためにたくさんの協力をしてくださった担任の先生とお会いしていました。久々の再会に心が躍り、飲めないお酒を飲んでほろ酔い気分でお家に帰ってきました。正直、ドバイワールドカップデーのレースを全て見られるか不安になるほどの酔っぱらいでした(笑い)。

そんな状態の中、レースまでに産駒を寝かしつけて、いざテレビの前で観戦。日本馬が活躍される姿を見るごとに酔いも眠気も吹っ飛んで、ウシュバテソーロ号がドバイワールドCを制覇された姿を見た時は、興奮しすぎて寝付けなくなっていました(笑い)。優勝された関係者の皆様、お馬さんたち、本当におめでとうございました。また日本や海外で活躍される姿を楽しみに応援したいと思います。

さて、国内の競馬も忘れてはいけません。いよいよ私の青春の場所・京都競馬場が帰ってきます。待ちに待った京都競馬場のグランドオープンです。ついに4月22日からスタートしますね。

高校時代、清掃バイトをしたり、乗馬をするのに通ったり、厩務員さんになってからは初勝利を挙げたり、初G1を経験させてもらったりした京都競馬場。あの頃の姿はなくなってしまったとは思いますが、どのようにリニューアルしたのか早く見たくてワクワクしています。産駒もこのリニューアルした京都競馬場で競馬場デビューをさせようと、今調教を積んでいます(笑い)。

しかし聞くところによると、1週目、2週目の入場は事前予約制。実は厩務員さんを辞めてから競馬場に行ったのはコロナ禍前で当日行っても普通に入場できたので、事前予約のやり方がよくわからずパニックになっています(笑い)。競馬場によく行かはる乗馬時代の先輩にやり方を聞いて、少し理解できたかなーと思っていた頃のことです。JRAから「新しい予約・入場システムの導入」というお知らせが…。何度か読んでみたのですが、やり方がいまだに理解できず途方に暮れております。これが時代の流れってやつなのね、と感じております。大げさやん(笑い)。

さて今回はそんなグランドオープンされる京都競馬場で久々に開催される天皇賞・春です。海外だけでなく、国内でも熱い戦いが繰り広げられる事でしょう。新しい京都競馬場で行われる初めてのG1にワクワクしながら応援しようと思います。

とりあえず私は、高校の同級生とも京都競馬場でまた会おうと約束したので、何としても入場システムを攻略して産駒と競馬場デビューを果たしたいと思います(笑い)。果たしてグランドオープンまでに理解する事ができるでしょうか。もし、京都競馬場で見かけたら「間に合ったんやな。良かったね」と温かく見守ってくださいね(笑い)。

それでは今回はこの辺りで。皆様、ごきげんよう。

川田騎手はドバイから帰国後も活躍を続けています
川田騎手はドバイから帰国後も活躍を続けています