オーストラリアの現役最強スプリンター、ネイチャーストリップ(セン8、C・ウォーラー、父ニッコーニ)と米国のBCターフスプリント覇者ゴールデンパル(牡4、W・ワード、父アンクルモー)の激突に注目が集まった一戦は、ネイチャーストリップの圧勝に終わった。鞍上はJ・マクドナルドで勝ちタイムは58秒25。ゴールデンパルは出遅れも響き、最下位16着に沈んでいる。

「ロンジン・ワールド・ベストレースホース・ランキング」で2位タイになっているネイチャーストリップが衝撃の強さを見せた。直線残り1ハロンで抜け出すと、カラ馬との併せ馬で後続をちぎり、2着トワイライトコールズに4馬身半差の勝利。1番人気はゴールデンパルに譲る形になったが、ロイヤルアスコット開催で、見事に短距離王国オーストラリアの王者(同国でG1・8勝)として威厳を示した。

管理するのは名牝ウィンクスを育てたことで知られるクリス・ウォーラー調教師。今回の同厩舎の遠征はネイチャーストリップとホームアフェアーズ(牡4、父アイアムインヴィンシブル)の2頭。2頭はともに開催最終日のプラチナジュビリーS(G1、芝直線1200メートル、18日)に登録がある。ホームアフェアーズの出走が既定路線だが、アスコット競馬場の公式ニュースはネイチャーストリップが中3日で参戦する可能性もある、と伝えている。

キングズスタンドSとプラチナジュビリーS(ゴールデンジュビリーS、ダイアモンドジュビリーSから改称)の同一年の“スプリントダブル”は03年にショワジール、19年にブルーポイントが達成している。ネイチャーストリップのプラチナジュビリーS参戦があれば、出走を予定する日本のG1馬グレナディアガーズ(牡4、中内田)と楽しみな対決になる。