右前脚屈腱炎からのカムバックを果たしたヴェルトライゼンデ(牡5、池江)が坂路で抜群の動きを見せた。

徐々に加速する理想的なラップを刻むと、乗り手のアクションにもしっかり反応。ラスト1ハロンは11秒7と切れた。全体の4ハロン51秒1も、自己ベストに0秒3差と迫る好タイム。調教採点は文句なしの「S」評価だ。

池江師は「まだ動きがもっさりしていたので、しっかりやりました。態勢は整ったという形です」と、うなずいた。