地方&中央で8連勝を記録したブラッティーキッド(牡5、中尾)が、21日付で競走馬登録抹消となった。今後は地方競馬に移籍する予定(行き先は未定)。
21年4月の中央デビューから、同年9月までに勝利を挙げられず、いったん兵庫県競馬へ転出。初戦2着のあと、園田、姫路で5連勝して、満を持して中央へ戻った。
再転入初戦となった22年6月函館の1勝クラスを勝利すると、そのまま北海道で連戦して竜飛崎特別(2勝クラス)、大雪H(3勝クラス)まで3連勝。地方から合わせて8連勝でオープン入りを果たした。
次走のエルムSでは1番人気。重賞初制覇が期待されたが、1着フルデプスリーダーから0秒2差の4着に敗れた。続く武蔵野Sは14着に大敗し、休養を挟んだ後、今年6月の大沼Sは8着。前走は8月12日小倉の阿蘇Sで9着に敗れていた。
通算成績は中央24戦8勝(うち地方6戦5勝)。付加賞を含む総収得賞金は6173万5000円(うち地方424万円)。
父はシニスターミニスター、母はデザートレジーナ(母の父タヤスツヨシ)。馬名の意味は「悪ガキ」。