東京4R(未勝利、芝2400メートル)でルーキー大江原比呂騎手(19=武市)がJRA初勝利を挙げた。4番人気ズイウンゴサイ(牡3、武市)に騎乗し、抜け出した1番人気ダノンロッキーのさらに外から末脚を駆使して、首差捉えた。勝ち時計は2分27秒5。

大江原比騎手は「長く乗せていただいた馬で勝つことができてうれしく思います。お世話になっている厩舎の馬で勝つことができてうれしいです。乗り難しいところがありますが、助手さんが仕上げてくれたので、自信を持って乗ることができました。最後の直線は頑張ってくれ、と思いながら乗りました。今後も1頭1頭丁寧に乗って、勝ち鞍を挙げられるように頑張りたいと思います」と話した。

初勝利のセレモニー後には祖父で大江原哲元師(71)と笑顔で記念撮影。この日は場内の指定席から熱い視線を送っていた。騎手時代の哲元師も初勝利は東京競馬場だった(71年7月4日東京4Rアイアンオーザ)。哲元師は「俺も騎手時代の初勝利が東京だったんだ。残り50メートルでグッと出たなと思ったよ。競馬の世界にいなくても、どんなおじいちゃんでもうれしいんじゃないかな。指定席ででかい声を出しちゃったよ。声を出さないでいようと思ったけど、不覚にも。これで少しは余裕が出るかな。一つ勝った安心感もあるだろうから」と、優しいまなざしで孫を見つめた。