まくらせない、差させない-。宮之原輝紀(28=東京)が王道のイン逃げで今年初、通算25度目の優勝を飾った。

相棒25号機の足には自信があった。しかし4日目、準優の5日目と体感、乗り心地がまったくズレていた。朝の段階では「駄目でした」。そして「普段はやらない感じのペラ」調整に挑戦。それが当たった。「試運転がすごく良くてレースに自信を持っていけました」。浜野谷憲吾の攻めを受け止め、作間章の差しも許さず、インから押し切った。

宮之原は10年前、この平和島ゴールデンウィーク・シリーズでデビューした。「このシリーズを勝ててうれしいです」。この勢いで、次節15日開幕のG1芦屋周年に向かう。初の記念タイトル奪取、それが今年の目標になる。