上半期を締めくくるダート最強馬決定戦、帝王賞(Jpn1、ダート2000メートル)が7月2日(水)に東京シティ競馬(大井競馬場)で行われる。近年は国内だけでなく、中東のサウジアラビアやドバイ、ダートの本場米国で活躍が目立つ日本のトップホースたちが集結。見逃せない一戦だ。
◇ ◇ ◇
平安S覇者アウトレンジ(牡5、大久保)は今回がG1級初挑戦になる。父レガーロは同じ大久保厩舎に所属し、15年の全日本2歳優駿2着、16年レパードS3着の実績を残した。現役引退後は種牡馬になっているが、産駒数は少なく、JRAで出走しているのはアウトレンジただ1頭。その1頭が重賞ウイナーとなり、帝王賞に挑むのだからドラマチックだ。父レガーロも母のクイーンパイレーツ、半兄ハピも寺田寿男オーナーが所有し、大久保師が管理する。この血統を知り尽くす師は「芯がしっかりしてきたし、子供っぽさが抜けきった」と本格化を実感している。今の勢いは侮れない。

