今夏に米国を拠点にするミルコ・デムーロ騎手(46=イタリア)が、騎乗初日となった18日(日本時間19日朝)にいきなり初勝利を挙げた。米国での白星は02年以来23年ぶりとなった。
夏開催開幕初日となったデルマー競馬場の10R(3歳未勝利、芝1600メートル)で12頭立て9番人気のリボンズ(牝3、L・パウエル)に騎乗。この日3鞍目で鮮やかに逃げ切って大波乱を起こした。
7番枠から発馬を決めて果敢にハナを切り、直線で右ムチを振るって後続の追い上げを封じた。勝ち時計は1分36秒04。
「よかった! めちゃうれしい! 最高です! 人気はなかったけど、調教に乗ってチャンスがあると思っていた。(競馬場の)雰囲気も最高!」と満面の笑みを浮かべた。
米国で13年ぶりの騎乗となった同日は3鞍に騎乗して、2Rは4着、6Rは6着だった。
翌19日(同20日朝)にはメインのG2サンクレメンテハンデキャップ(芝1600メートル)で名門B・バファート厩舎のサイレントロー(牝3)に騎乗する予定で、モーニングライン(競馬場発表の予想オッズ)では単勝11倍の5番人気タイ(9頭立て)となっている。「明日も楽しみ!」と、勢いに乗って米重賞初制覇も狙っている。
M・デムーロ騎手は先週13日の福島での騎乗を最後に渡米した。米国での騎乗は3カ月を予定しており、延長の可能性もあるという。「いっぱい勝ちたい」と意気込んでいたが、さっそくアピールに成功した。

