大物誕生か-。英国のグッドウッド競馬場で31日に行われた3歳馬の重賞、ゴードンS(G3、芝2400メートル、出走7頭)は1番人気のマーチャント(牡、W・ハガス)が人気に応えて快勝し、重賞初制覇を果たした。鞍上はトム・マーカンドで勝ちタイムは2分32秒17。ヨーク、ロイヤルアスコットのハンデキャップ戦に続く3連勝で、通算成績は7戦4勝となった。
重賞ウイナーのウインブルドンホークアイに鼻差で競り勝って重賞初制覇。09年のこのレースをハービンジャーで制している馬主「ハイクレア・サラブレッドレーシング」(水色の勝負服)のハリー・ハーバート氏は「彼は本当に特別な馬です。あえて言うなら、ハービンジャーの再来です。ハービンジャーとの比較はできませんが、マーチャントは素晴らしい牡馬です」と大興奮。「ハガス師は英セントレジャーへ向かうことに乗り気ではなく、(ヨーク競馬場の)グレートヴォルティジュールSを勝てば凱旋門賞を夢見るかもしれません」と期待を寄せている。大手ブックメーカーの「パディパワー」社は同馬の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)向けた単勝前売りオッズを41倍に設定している。
ゴードンSは夏の英国の名物開催「グロリアス・グッドウッド」で行われる3歳馬の出世レース。過去には08年にコンデュイット、09年にハービンジャー、12年にノーブルミッション、15年にハイランドリール、17年にクリスタルオーシャン、18年にクロスカウンターなどのG1馬が勝利。昨年覇者のヤンブリューゲルは秋に英セントレジャーを制している。

