今回が50回目の「アイリッシュチャンピオンS(愛チャンピオンS)」はドラクロワ(牡3)が人気に応えて突き抜け、エイダン・オブライエン調教師が13度目の勝利を挙げた。

「アイリッシュレーシング」、「アットザレーシズ」など現地メディアの電子版はオブライエン師のレース後の言葉を紹介。オブライエン師は「クリストフ(スミヨン騎手)がゴーサインを出した瞬間に終わりました。ものすごい加速でした。サンダウン競馬場(エクリプスS)で見せたことをまたやってくれました。信じられない馬です。2完歩で終わりでした。次の瞬間には視界から消えて、次の瞬間には先頭に立っていました」と圧勝劇を振り返った。また、「クリストフはワールドクラスの騎手で大レースに強い騎手です。全然動じていませんでした」と戦線離脱しているライアン・ムーア騎手の代役を見事に務めたスミヨン騎手を絶賛した。

ドラクロワの父はクールモアのライバルである「ゴドルフィン」(ダーレー)が所有する大種牡馬ドバウィ。クールモアにとって、ドラクロワは貴重なドバウィ後継の種牡馬候補となっている。今後については英チャンピオンS(G1、芝1990メートル、10月18日=アスコット)が次走の有力候補ではあるものの、過去の名馬と同様に電撃引退、種牡馬入りの可能性もある。「あらゆる選択肢があります。マイル戦に戻ることもできます。ただ、あらゆる可能性があるが、(クールモアの)関係者が『これで終わり』というかもしれません。それは十分に可能性があります。彼がどれだけ大事な存在であるのか、表現できません」とオブライエン師は今回がラストランになる可能性も示唆している。