日本馬アロヒアリイ(牡3、田中博)は16着に沈んだ。前哨戦のギヨームドルナノ賞を3馬身半差で快勝し、満を持して凱旋門賞に挑んだが、悔しい結果に終わった。

前哨戦とは異なり、陣営も示唆していた好位馬群からの競馬。道中はミニーホーク、ダリズの近くにいたが、フォルスストレートからクリストフ・ルメール騎手(46)の手が動き始め、最後の直線は他馬との接触もあり、最後は力なくゴールしている。田中博師は「この子の血統背景、走行バランス、気持ちなど含めてこちらの競馬に合うと思って連れてきました。なんとかこなしてほしいです」と期待を寄せてたが、日本馬には経験の少ない馬場コンディションにも対応することができなかった。

しかし、まだこれからの3歳馬だ。「来年はもっと良くなると思います」とトレーナーが戦前から話したように、伸びしろがある。開業当初から目標としてきた凱旋門賞。「オーナーの理解があり、今年挑戦できました。この上なくありがたく思いますし、この経験を今後に生かしていきたいです」。アロヒアリイと田中博厩舎はこれからも走り続ける。

【藤本真育】