お待たせしました-。3歳ダート3冠は今年、3年目に突入。それに合わせて初年度から日刊スポーツで独自に行ってきた「ダートクラシック番付」も「3rdシーズン」がスタートします。第1回は、兵庫本紙の松本健史記者と中央&南関東担当の舟元祐二記者の「モトモトコンビ」、地元が大井競馬場の近くで、中央競馬班のホープ“深キョン”こと深田雄智記者の3人が白熱の議論を交わしました。
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舟元 ご両人とも、本年もよろしくお願いします!
松本 こちらこそ。
深田 この時季の3歳ダート戦線はサウジ、ドバイといった中東遠征と国内組に分かれますから、番付が難しいですよね。
舟元 まさにそこが悩ましいところ。でも、次走が海外予定の馬も番付をすることにしました。兄貴。
松本 はい。当コラムのきっかけは「3歳ダート3冠」の発足ですが、世代のダートの最前線をにぎわす馬たちを取り上げることに意味があるので。中央、地方馬を含めて。
深田 確かに。
舟元 じゃあ早速、横綱から。パイロマンサー。
松本 デビューから無敗の3連勝で全日本2歳優駿V。実績は十分ですね。
深田 同レース勝利後にUAEダービー挑戦について陣営が触れていました。
舟元 うん。それでも、この馬が今、世代の中心だということには変わりはない。1冠目の羽田盃は難しいと思うけど、2冠目の東京ダービーや、3冠目のジャパンダートクラシック出走があるかもしれない。
松本 大関はサトノボヤージュ。確かに大物感がある馬ですね。抜け出す時の脚が非凡です。
深田 前走のカトレアSでは1頭だけ57キロを背負って、1馬身半差の勝利。前崩れの展開で好位から押し切っています。
舟元 こちらはサウジダービー挑戦。横綱、大関が日本を代表して世界に立ち向かうことになる。
舟元 そして関脇は牝馬のタマモフリージア。
松本 牝馬といえばアンモシエラが記憶に新しいですね。初年度の羽田盃2着、東京ダービー3着。
深田 タマモフリージアはJBC2歳優駿を勝って、全日本2歳優駿2着。牝馬路線を歩むかもしれませんが、世代屈指の実績ですからね。
松本 小結がマクリール。
深田 僕は特に注目しています。
舟元 昨年ルクソールカフェが勝った黒竹賞を制した。ゲートがひと息だったけど、向正面で動いて行って2馬身差押し切った。
松本 エンジンがかかってからの伸びは一級品ですね。
深田 マイルから1800メートルに距離を延ばしての連勝。4つのコーナーの右回りもこなしましたし、楽しみです。
舟元 前頭筆頭に北海道のベストグリーン。地方好きとしては待ってましたという感じ。
松本 川崎の鎌倉記念で南関勢を一蹴。全日本2歳優駿でも地方馬最先着の3着。地方代表といっても過言ではないですね。
深田 同2枚目がロックターミガン。初ダートのポインセチアSで逃げ切りました。
舟元 シスキン産駒は芝のイメージが強いけど、母リリカルホワイトはダートでも2勝。
松本 けっこう怖い馬ですね。砂かぶりとか課題はあるかもしれないけど。
深田 同3枚目がプラタナス賞を勝ったテイエムキハク。現在は故障中ですが、春に復帰見込みです。
舟元 同4枚目がアヤサンジョウタロ。北海道所属時にJBC2歳優駿3着、全日本2歳優駿4着。現在は船橋に転入している。
松本 最後、同5枚目がゼーロス。
深田 鎌倉記念は3着でしたが、次戦の大井ハイセイコー記念をきっちり制しました。転入してきたアヤサンジョウタロとともに、南関を引っ張ってほしいですね。
舟元 一通りの番付説明はこれで終わり。次は番付はできなかった注目馬を挙げていきたい。兄貴から。
松本 はい。昨年はオケマルを推しました。今年の期待馬は同じ盛本信厩舎のゴッドフェンサーです。3年連続で翌年の兵庫優駿馬を輩出している園田ジュニアCの勝ち馬です。
深田 青森産なんですね。
舟元 深キョンは?
深田 僕は大井の藤田輝厩舎のライジングステップ。12日大井の新馬戦で勝ちました。母ステップオブダンスは17年川崎の関東オークスで3着、またロジータ記念を勝って、同年度のNAR3歳最優秀牝馬に選ばれた馬です。引き継がれた馬名通りステップアップしてくれれば。
舟元 兄貴と深キョンの注目馬はどちらもルヴァンスレーヴ産駒だね。
松本 たまたまですけどね。舟元さんは?
舟元 私は21日に船橋で行われるブルーバードC(Jpn3)の勝ち馬とさせていただく。
深田 え、ずる。
松本 まあまあ。
舟元 3歳ダート戦線は、ダートグレード競走ではブルーバードCや雲取賞、京浜盃。中央ではヒヤシンスS、伏竜Sなどこれからどんどん本格化する。ダートクラシック番付もしかるべきタイミングで更新していくので、今後ともよろしくお願いします。
松本、深田 よろしくお願いします!
※更新は不定期

